「ママチャリ」というくらいですから、ママチャリというのは、つまり主婦にとってこそベストなものでなくてはなりません。
現在では生活は多様化を極め、ひとことで主婦と言っても、それが定義するところは万人が一致するものではありません。しかし多くの「ママ」に共通する項目を並べると、「子供がいる」「体力の衰えを感じはじめる」「家事や育児でしんどい」などがあるかと思います。
ママチャリは、すべからくそういった女性たちのためにこそあるべきでしょう。ということで、ミヤタ・サイクルの電動アシスト自転車「リリー・アシスト」をここでは、すべてのママにおススメしましょう。
小学生以上ならいざしらず、幼稚園にも入らないような幼い子供と一緒に自転車で移動しようと思ったら、避けては通れないのがチャイルド・シート。小さい子だと、後ろに乗せただけでは、寝てしまって、頭がコクンとなって、そのまま電柱に激突するなんてこと、ありますからね。ちなみにこれ、私の家族の実話です。
嬉しいのが、チャイルド・シートの装着にも対応した低床フレーム型ということ。当然、乗り降りもしやすいですから、出産を機に腰を痛めてしまったというお母さんにも優しめになっています。
また、電動アシスト自転車には珍しく、前輪ハブにモーターがあります。詳細は割愛しますが、要するにバッテリーが長持ちするものらしいのです。個人的な感想ですが、その代わりアシスト・パワーが若干弱いかな、というところです。どちらを採るかは個人の選択ですが、慣れというのもありますので、試乗してお決めください。
ブレーキの効きも屈強で、前輪と後輪が同時に施錠されるという機構も簡便。デザインも、キレイでありながら、周りと浮き離れる事もありません。日常の共としては、頼もしい自転車ではないでしょうか。